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yosh-ash’s Space

言葉・音楽・好奇心

フジファブリック - 志村正彦は茜色の夕日みたいな声だと思っていた

Blog(Rec-C)

12月24日。志村正彦の命日だ。まだ、30歳にもなっていなかった。フジファブリックの音楽性は幅広い。奥深い。ただ、どんなタイプの曲をつくっても志村正彦の声に負ける。バンドの演奏は同世代のなかでも軽く3歩ぐらい抜けていたと思う。勝ち負けではなく、それだけ、彼の繊細な歌声が存在感ありすぎたんだよね。

res-c.blog.jp

↑ これの補足

中毒性のない音楽って苦手なんだけど……

1990年台後半から2000年台にかけて、優しい音を出すバンドが増えた。優しい。あいまいな表現だ。害の少ないバンドと言っていいかもしれない。耳心地の良い音を鳴らすバンドでもいいかな。

正直、つまらない……そう感じた。また、仕方がないとも思っていた。エモーショナルなバンドが落ちぶれて、優しい音楽が流行するのは予想内だったからだ。消費される音楽(つまりは使い捨てされる音楽)の時代に合っていた。


フジファブリック (Fujifabric) - 桜の季節(Sakura No Kisetsu)

いつの時代も、どのような流行りでも、輝きを放つ人がいる。テクノポップからパンク、UK大好きっ子だけれど、志村正彦は凄いと素直に受け止めた。1stアルバムを聴いたときだ。なんて切ない声を出すんだろう……と感じた。

……志村正彦は茜色の夕日みたいな声だと思っていた

「茜色の夕日」は一瞬だ。数分も過ぎれば夜に近づく。志村正彦の声は、今にも消え入りそうに響くんだよね。誰かに似ているとか、そんな形容詞は寄せ付けない。唯一無二の声を持っていた。

ゼロ年代。日本の音楽シーンを振り返れば、志村正彦は一瞬だった。でも、確実に曲は残る。2010年代が終わってもね。東京だけじゃなく、日本の夜空にも星は見えないことはないんだよ。そう、思う。信じている。


フジファブリック (Fujifabric) - 茜色の夕日(Akaneiro No Yuuhi)

 

長い前置きだった。

 

歯がゆいぐらい悔しいんだよ、稀有な才能をもったミュージシャンが夭逝するのは。

 

yosh.ash

 

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