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言葉・音楽・好奇心

『解法のテクニック』『解法の手びき』(矢野健太郎) - 数学のバイブル&愛読書

高校生のとき、愛読書だったのが数学の参考書だった『解法のテクニック』『解法の手びき』(矢野健太郎)。ほぼ、毎日、最低1ページ分の問題は解いていていたような記憶がある。この本に出会ってなければ、もしかしたら理系の道を選んでいなかったかもしれない。そう考えると、強烈な影響を受けていたんだよね。

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↑ の補足

予習型=取扱説明書を読まない派?

初めは定期テスト用に買った。テスト前のお勉強になるかと思って。典型的な復習型だね。それが途中から追い抜いた。例題があって、下に解説が書いてある。その解説が刺激的だった。
すべてを理解できるはずもない。たぶん、それが良かったんだと思う。知らないあいだに予習型になっていた。勉強というより、思想や哲学系の本を読む感じと似ている。よく分からないから、分かろうとする知識欲に飢えていた時期だったせいもある。
これ、今も取扱説明書を読まないことにつながっていると思う。ハードでもソフトでも取説って親切だけど長すぎるもんね。あんなの読む気にもなれない。

予習型の下地がつくられたのは中学生の頃

小学6年ぐらいだったのかな?近所で算数と数学だけ教えている人(どこかの短大の講師だった)のところへ通っていた。週に2回。教え方が完全に「自力でやりましょう」だったんだよね。
1日1枚分の紙を渡される。だから、3枚か4枚ぐらい。そこには上に数行だけ解き方が書いてあって、下に問題がズラズラと並んでいた。解き方とにらめっこして、自分なりに問題を解く。天才でも秀才でもないので、当然、答えは間違いまくっている。それを、先生のお家へ持っていって、解き方を教えてもらう。その場で間違ったところを解きなおして、また、先生に見せる。すべての問題が正解になるまで帰れない。
このおかげで(?)、中学生のときはテスト前に数学の復習なんて一度もしたことがなかった。数学の成績は「5」。苦笑するのは中学2年生の定期テストで学年トップを連発したんだよね。満点もあった。そうしたら、通っている生徒が数人しかいなかった個人塾に同級生が増えたw

数学の美学とは?

やっぱり過程だと思う。解答に至るまでの過程には未知の思考がある。その思考が数学の美学。これは数学に限らない。ヒトの叡智が詰まった思考には美が存在する。
今でも、時折、ふりかえるんだよね。自分の知らない思考に出会ったとき、それを美と感じるかどうかって。感受性が鈍っていないかって。思考を止めたら、そこで自分は終わりだと思っている。心底、そう、思っているんだよ。自分自身に言い聞かせるようにね。

 
yosh.ash

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