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yosh-ash’s Space

言葉・音楽・好奇心

『ファンタジーの世界』佐藤さとる - この本と出会っていなければ空想を忘れたツマラナイ大人になっていたかもしれない

佐藤さとる『ファンタジーの世界』。講談社現代新書。初版は昭和53年(1978年)。手元にあるのは第5刷で、昭和56年発行だ。この本は何度も読んだ。かなり影響を受けた。佐藤さとるの作品と初めて出会ったのは『だれも知らない小さな国』。たしか、中学生にな…

トルーマン・カポーティの初長編『遠い声 遠い部屋』と短編集『夜の樹』に収録された「ミリアム」

最初に読んだトルーマン・カポーティの小説は『遠い声 遠い部屋』。10代の終わり頃だった。『遠い声 遠い部屋』の原題は『Other Voices, Other Rooms』。「Other」が「遠い」と訳されている。その後に『夜の樹』を買った。「ミリアム」の読後感は、これまで…

なぜ?どうして?何冊も文章読本を買ってしまうんだろう?という素朴な自分への疑問

『文章読本』(谷崎潤一郎)は10代の終わりに読んだ。川端康成と三島由紀夫の『文章読本』は、そのあとに目を通した。下のブログに挙げた3冊。『それでも作家になりたい人のためのブックガイド』(絓秀実・渡部直己)、『一億三千万人のための小説教室』(高…

スティーナ・ノルデンスタムのデビュー盤『Memories of a Color』- スウェーデンの森を散歩

スティーナ・ノルデンスタム(Stina Nordenstam)。1991年に発表された『Memories of a Color』。これ、めちゃくちゃ好き。収録された曲は決して明るくない。脳天気な明るさには欠ける。内省的で、聴く人によっては暗いと感じるかもしれない。でも、冷たい冬…

ピーター・チャン監督の『ラヴソング』とテレサ・テンの「甜蜜蜜」

1996年のピーター・チャン監督作品『ラヴソング』。原題は、テレサ・テンの曲「甜蜜蜜」から。映画の主題歌になっている。90年代半ばの香港らしい香港映画だ。主役の2人(レオン・ライとマギー・チャン)が良い味を出している。この時代、ピーター・チャンた…

3冊の『エドウィン・マルハウス』- スティーヴン・ミルハウザーの魅力

スティーヴン・ミルハウザーのデビュー作『エドウィン・マルハウス』(翻訳:岸本佐知子)は3冊ある。福武書店の単行本、白水社の単行本、そして、河出文庫。単行本は2冊とも絶版している。福武書はベネッセに名前まで変わって、文芸ものから手を引いたから…

「レトリック感覚」佐藤信夫 と レトリックの本 (別冊宝島)

佐藤信夫さんの「レトリック感覚」。講談社学術文庫って、好きな文庫のひとつなんだよね。「レトリック認識」と「レトリックの記号論」も、そうだ。ちょっとばかりお値段が高いけど。同時期に別冊宝島「レトリックの本」も読んだ。こちらのほうが内容は幅広…

フジファブリック - 志村正彦は茜色の夕日みたいな声だと思っていた

12月24日。志村正彦の命日だ。まだ、30歳にもなっていなかった。フジファブリックの音楽性は幅広い。奥深い。ただ、どんなタイプの曲をつくっても志村正彦の声に負ける。バンドの演奏は同世代のなかでも軽く3歩ぐらい抜けていたと思う。勝ち負けではなく、…

【2016年】私的 ベスト・アルバム!- 番外編?

2016年に発表されたアルバムの個人的ベストだ。3枚にしぼったら、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)とレディオヘッド(Radiohead)、スウェード(Suede)になっちゃった。完全にオッサンの選び方だよ、これ。たしかに、オッサンなんだけど。許してくださー…

愛用のテキストエディタは「Mery」と「O's Editor」と……補欠「OmmWriter」

現在、2台のノートPCを持っている。メインとサブだね。両方ともOSはWindows10。両方ともに「Mery」と「O's Editor」をインストールしてある。中古で買ったサブ機には2つのテキストエディタとブラウザ(Firefox)ぐらいしか入っていない。特に「Mery」は、…

『解法のテクニック』『解法の手びき』(矢野健太郎) - 数学のバイブル&愛読書

高校生のとき、愛読書だったのが数学の参考書だった『解法のテクニック』『解法の手びき』(矢野健太郎)。ほぼ、毎日、最低1ページ分の問題は解いていていたような記憶がある。この本に出会ってなければ、もしかしたら理系の道を選んでいなかったかもしれ…

『ライヴ・アット・ザ・アストリア(Live at the Astoria)』初期レディオヘッドの公式ライブ映像

レディオヘッド(Radiohead)のライブ盤。『ライヴ・アット・ザ・アストリア(Live at the Astoria)』は現在のところ、DVDしかない。ちょっとリマスターしたBlu-rayを発表したら売れるのにね。もちろん!DVD持っている。 res-c.blog.jp ↑ の補足 レディオヘ…

ぼくがディズニーを好きになれない理由 - 「クマのプーさん」(A・A・ミルン)

「クマのプーさん」(A・A・ミルン)は「プー横丁にたった家」の2冊で、ひとつの物語だと思っている。だから、岩波書店の単行本は絶対に捨てられない。E.H.シェパードのイラストも秀逸だけど、翻訳が石井桃子というのがたまらなくイイ。 res-c.blog.jp ↑ ブ…

漫画『プラスティック・ドール』(高橋由佳利)- 「グレーの雨傘」の歌詞を覚えてますか?

『プラスティック・ドール』(高橋由佳利)は、ほぼ、リアルタイムで読んだ。ほぼ、と書いた理由は「りぼん」派ではなかったから。「別コミ」や「LaLa」派。♂だけど、いわゆる少女漫画の方を読んでいたかもしれない。コミックス化されてから読んだ。 『プラ…

大人にもオススメの絵本、「バスにのって」(荒井良二)

荒井良二の絵本「バスにのって」。名作だ。これ以外にも「たいようオルガン」や「あさになったのでまどをあけますよ」、「ねむりひめ」、ボローニャ国際児童図書展特別賞の「なぞなぞのたび」、3冊目が待ち遠しい「ルフラン ルフラン」など、すべてが名作。…

【Blog】 ブログ「Res-C」をスタートしました! 【カルチャー】

「Res-C」は「Respective Colours Magazine」の姉妹ブログです respective-colours.net キャッチコピーは…… 好奇心をくすぐる 毎日が面白くなる それが「Res-C」 つまり…… 広~い意味でのカルチャー全般を扱った記事を皆さまに届けます! res-c.blog.jp ここ…